男。19歳。はじめてはたらく。
高校を卒業して働きだしてはや10ヶ月たつ。
1年前の就職活動の際、私は農業機械をいじるのが好きで、そんな仕事ができる企業がないかなあと思っていたら、たまたま見つかったため、当時は迷わずそこを第一希望にした。
ところが、私は心臓を患っている。
主治医から「通院可能で転院する可能性がないところにしなさい」と言われ、大垣市に住んでいる私としては、自宅から通えることが必須であった。
しかし、その希望企業は勤務地が養老町か郡上市にしか無かったため、例えば郡上市になったら病院を変わらなければいけない危惧があり、泣く泣くあきらめることにした。
障害をもっているというだけで就職できる先が限られ、探すことが大変であるということを改めて実感した。
クラスメイトたちがどんどん就職先を決めていく中、私はなかなか決まらずに迷っていたら担当教師から「職安に言ってみたらどうや」と助言を受けた。
私のイメージでは職安は年配の方が足を運ぶところで、自分の年齢で行くことに最初は抵抗があったが、親身になって話に乗ってくれたのでとても相談しやすかったことを覚えている。
そうこうしているうちに障害者を対象にした就職説明会が大垣市内で開かれることを職安の担当者の方にお聞きし、その説明会に参加することにした。
私は説明会参加企業の中の5社に対して面接希望を出したが、面接の段階で2社に断わられ、1社が保留、1社は工場見学へすすみ、そして今働いている会社は2次面接にすすむことになった。
そして2次面接の結果、ようやく今の会社に内定を貰ったのである。
決まったのが確か卒業式の1週間くらい前・・・。
ところで、自分は高校のときバイトをしていなかったため、新卒後における仕事が初めての就労体験である。
そんな私に与えられた仕事はWebページの制作であった。
HTML等の言語について勉強しながら取り組むことになり、最初はわからないことだらけだったが、先輩に指導してもらいながらやっていくうちにある程度こなせるようになっていった。
そして、初めての給料をもらったときの嬉しさは今も忘れられない。
さて、自分にとって就活はひとつの「道」探しであったと思う。
迷いに迷った末、こうしてWeb関連の仕事で働くという「道」にたどり着けた。
当初希望した企業には行けなかったし、やりたい仕事も出来なかったけれど、結果的に、働き出してからどう思えてくるかが大事だと思う。
これからは自分の考える「道」からそれずに進んでいけるかどうかが課題となる。
一層頑張っていきたい。







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